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エレキギターの木材について、調べたことを書いておく(前半) :: 2013/10/03(Thu)


「もう完成するかな?」
モズライトの完成を今か今かと健気に待つ。期待が日々増していき、メーターを振りに振り切って何周したか分からないT28です。

先日つらつらと書いた製作中のモズライトのスペック記事にて、ボディ材の変更については、一先ずホンジュラスマホガニーにしたと書きました。
もちろんここに辿りつく道のりは長かったです。
こちら側が何も分からずにただ、お願い!なんてオーダーするのは嫌なので、調べに調べて材を決めました。
方法は主にグーグル先生なんですが、せっかくなので蓄えた知識を書き記しておこうかと思います。

材の決定に関しては、見た目から入っていたので半分決まってたもんだけど


付け焼刃もいいところな知識の垂れ流しなので、あくまで参考程度にしておいてください。
木材に関しては深く記述されているページもいくつかあるので、そちらも是非グーグル先生に紹介してもらってください。
ご指摘等何かありましたら、メール、コメントまで。



長いから、目次

-前半-
↑いまココ

木材の価値

木材の在庫

木材の名前


-後半-
(こちらから)

木材の見た目

音への影響



具体的なそれぞれの木材の特徴は、グーグル先生に聞いてみよう!


木材の価値

大小様々なパーツから構成されるエレキギターの中で、最も大きいのが(質量的な意味で)、木材。
ギターの値段を決める要素の一つとしてパーツのグレードがあり、もちろん木材にも安価、高価の差異があります。
サウンドへの影響については後述するとして、「音がいいから高価」というものではないものです。


じゃあなにが価格に影響するかと言うと、流通量。
まぁ当たり前と言ってしまえば、当たり前ですな。
いい音⇒高価、ではなく、商品が少ない⇒高価・・・となるわけですね。

例えばバスウッドという材は、多く採れる安価な材として有名(らしい)ですが、
実際、このバスウッドの使用にこだわった高価なモデルもいくつかあります。アイバニーズとか


もちろん、音響特性や木目による「人気度合い」も値段を決める要素になります。

例えば上位機種のレスポールに良く見られる、いわゆるトラ目のギター。(右図引用元サイト
これは派手な木目が(日本人に)人気で、様々なギターのトップに貼られています。つまりボディ正面に薄く(モデルによる)。
残りの厚みは別の材で稼いでるわけです。

これはカタログ等ではフレイムメイプルなんて言われる材ですが、この材自身は言ってしまえば不良品。ちょっと言い方に問題があるか・・。
木は育った風土により特徴が現れるもので、強い風で強くたわむことで右図のような独特の木目が出ます。
縮杢なんて言われるこれは、強度、耐久年数も優れているものとは言えません。

が、独特の派手な見た目が(日本人に)人気であり、需要があります。
そこで海外一般よりも比較的需要の高い日本で高値の取引が行われているとか。

木が育つ環境、土地というのが想像以上に大事のようです。
”生産地名+木の名前”がギター材の名前として多く使われているのは・・・半分くらい別の理由があるけど(後述)。
そういえば、○○産のコシヒカリと××産のコシヒカリをブレンドして・・・なんて話をTVで見ました。
やっぱり違うものなんですね。
え?話が違う?


閑話休題、木の切り方も値段に影響を与えます。

例えば同じ材でも板目、正目(右図引用元サイト)はそのまま見た目の美しさに繋がります。(好みはそれぞれ)一般的には柾目の方が高価。
木目を優先した贅沢な切り方、とにかく生産量を優先した切り方、値段が違うのも当たり前ですね。
さらには木は天然なものなので、切ってみたらちょっと商品にはできない「節」があった!なんてことも良くあるそうです。これがコストにもなります。

とにかくボディを作るために組み合わせた材と、音響的に、木目的に選び抜かれた(贅沢に裁断された)材。
ランダムに集めた板を張り合わせたものと、厚い板を2枚に割って張り合わせ、左右対称なボディを作り出したもの(ブックマッチ)。
それぞれ後者の方がPRポイントとして価値があります。ブックマッチに間にしては後半で。


そして材の値段は政治からも影響を受けてしまいます。
絶滅を危惧されている材は政府により制限を設けられ、(正規ルートでは)手に入れることが出来なくなります。
しかし実際には某レアアースのような、国保有の資源の価格の調整が理由・・・なんて話も聞きます。

それ以外にも国民に向けたアピールにだって木は使えます。
「国の資源を守れ!」「諸外国に売らない、伐採しないぞ!」なんてセリフは国によっては選挙公約(?)の常套手段になるとか。この辺は日本も同じですね。要するに調子のいい事を言ってしまう。
すると在庫は減り、値段は高騰します。

しかし選挙が終わり財政面を考えると、あれ?お金足りなくね?・・・・売るか!!っとなり、また流通が始まるわけです。
はっきりと明るみにはなりづらい話しなだけに、簡単な話ではなさそうです。


うーん、それにしても木のお値段。難しい。



木材の在庫

小さいころから「木は大事!たくさん伐採されてる!大事に使おう!」なんてことをずーーーっと聞かされ続けていたような気がします。実際すっかり土が丸見え状態になってしまった森等の画像もありますし、間違いないでしょう。(右図引用元サイト

ここまで危機感をあおられる情報が満ちているにもかかわらず、
日本で暮らしてるとイマイチそれを実感する機会も無く、昔から楽器は作られているし、特定の木材に人気があるわけだし、案外豊富なのかな・・・?なんて考えてしまいます。

全然そうではなかったです。

木のグレードはAAを最上級として、A、Bと続くそうですが、昔のAが今のAA?むしろそんな贅沢言ってんじゃねぇ!!なんて状況な木材業界だとか?このへんはさっぱり。
一昔前なら当たり前のように使えていた材が無い。1P(一枚板)余裕!だったのが、まず無理!在庫ない!
そんな状況が現在の木材事情。人気な木材からいち早く確保しようとバッサバサと伐採(だじゃれ?)するので当然、人気材から枯渇していきます。

そして・・・・・・伐採禁止。
ワシントン条約と言うものがあって(細かい事はこちらに譲るとして)、要するに絶滅まっしぐらだから取引伐採しちゃだめよという制限がかかります。
それでも抜け穴はいくつかあるらしいですが、海を越えて日本にやってくるのはほぼ無理な厳しい制限。


ここで枯渇材に対しての対策が出てきます。
「人気材は需要があるんだよ!!どーすんの!!」
・・・・代替材を使おう!っとなるわけです。

ここに木の名前のからくりが登場します。



木材の名前

例えば、マホガニー。(右図引用元サイト
もともとの、マホガニーと言えばキューバマホガニーと言われるセンダン科マホガニー属のものです。見た目の美しさから緑の黄金なんて言われる、世界三大銘木の一つです(マホガニーは3種の総称)。多分、どんな人も見たことあるような家具的見た目。

高級家具から楽器まで、需要過多に伴い伐採が横行したマホガニーはそれはもう伐採されまくりました。そしてキューバ政府がマホガニーの輸出禁止を施策するまでにいたり、今では全ての種がワシントン条約によって取引が制限されています。
(禁止になった材は日本においては倉庫に眠っているストック材のみとなっている・・・・・はず)

んで、もともとのマホガニーの替わりに登場したのが、ホンジュラス産のオオバマホガニー。いわゆる、ホンジュラスマホガニー。現在の高級マホガニーといえば、ほとんどこれ。
ですが、これも10年以上前に、ワシントン条約で引っ掛かっています。
「もうマホガニーないよ!!」
「どうする・・・・こうしよう!」
そしてアフリカンマホガニー、フィリピンマホガニー、フィリピンマホガニー・・・と見た目の近い新たなマホガニーが出てきました。

下が分類・・・・・

━━━センダン科━┳━マホガニー属━┳━キューバマホガニー
                             ┃                          ┃
                             ┃                          ┗━ホンジュラスマホガニー
                             ┃
                             ┗━Khaya属━━━━━アフリカンマホガニー(カヤ) 

━━━フラバガキ科━━Shorea属━━━━━フィリピンマホガニー(レッドラワン)

・・・・全然違う!!!

どこからが近い親戚、どこからが遠い親戚かは分かりませんが、(同じ名前の)代替として分類上適切なのはホンジュラスマホガニーまででしょうか。アフリカンマホガニーはともかく、フィリピンは科すら違う。

植樹も進んでいるそうですし、どこまで資源として危機にひんしているのか分かりません。
しかし、いい商品、になっているのでしょう。


ってことでギターのスペックとしては何マホガニーかが大事なところ。
基本的に上位機種には”ホンジュラスマホガニー”としっかり記載され、それ以外の者には”マホガニー”と書かれているのみかと思います。何マホガニーかは気にすんなってことですね。


メーカーごとのこのマホガニーの記載の扱いに関して、問い合わせをまとめ記事を見つけたのでURLを貼っておきます。
http://blog.goo.ne.jp/andy_in_yamato/e/4ce6e7482867a71db2142cbdeb4888ac
なかなか面白いメーカーごとの木材事情。



冗長な気もするけど・・・・後半に続く・・・。

テーマ:エレキギター - ジャンル:音楽

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